【太陽光発電所 草刈り業者の造成作業日記⑥】天地返しと雑草ゴミの除去作業

こんにちは。

除草サービスみやぎです。

除草サービスのオフシーズン中に

太陽光発電所を建てて余った土地を今後活用していく予定で「造成作業」をしています。

【造成作業工程】

◎ユンボで天地返し

◎雑草、ゴミの除去

◎切り株の伐根

◎溝エリアの整地(目ズリの搬入)

◎全体の整地(砕石の搬入)

以上の工程を10日間の予定で行っていきます。

◎天地返し

ユンボが到着してすぐに「天地返し作業」の開始です。

ユンボで敷地全体の掘り返し作業をしていきます。

掘った跡から次々と出てくる「葛と笹の根などの雑草」と「ゴミ」の除去を同時進行で進めていくのですが…

元々は「葛と雑草」に覆われていた土地を除草剤で管理していた場所。

除草剤で管理していた当時

土の表面は枯れていても土の中は葛と笹の根が張り巡らされているのですね。

ユンボの後を追って葛の根拾い。

拾おうと思って手に取った葛が抜けない…もう一度ユンボで掘ってもらうためにマークを付ける。

ユンボで掘り返してほしい葛や笹にマーク付け

の繰り返しです。

ある程度天地返しが進むと、スコップでも葛の根が取れていくようになります。

「てこの原理」で比較的容易に抜けるコツは掴めたのですが…力は必要です。(普段あまり使うことのない肘が筋肉痛になりました)

①葛の根が土の中で張り進んでいる方向にスコップの刃を深く差し込む
②葛の根と突き当たった部分が作用点・スコップの背中が支点・持ち手が力点で掘り進む

◎雑草、ゴミの除去

雑草の根と併せて次々出てくるのが「ゴミ」です。

東日本大震災で被災した土地のため、震災のあとのガレキなどがまだ残っています。

食器やガラス、酒瓶や牛乳瓶などは割れているものが殆ど。後々この土地を何かの形で活用していくことを考えると

「全部拾う!」丁寧に取り除き作業をしていきます。

「プラスチック類に苦戦」

土に還らない素材だということを実感。掴み取ればすぐに「ボロボロ」と破れてしまうので一つ一つ拾い上げるのが困難でした。

ユンボ操作は、除草作業や盗難対策工事でもお願いしているスタッフにお任せ。

「せっかくだから…」と、今回の造成作業を計画しているエリアよりも広いところまでユンボを入れてくれました。

葛の根を根絶するために…ありがとうございます。

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