盗難情報(宮城版)
宮城県内でもケーブル盗難の件数が増えています。以前はいたずら等はあるにしても盗難の話はあまり聞きませんでした。
しかし、2年位前から少しずつ盗難のニュース等を聞くようになり、最近では宮城県内でも盗難リスクがかなり大きくなっていると感じます。
宮城県の中でも特に注意が必要なエリアについて、宮城県再生可能エネルギー室へ問い合わせをしました。
情報共有・注意喚起のため回答メールを掲載します。

上記メールに記載されているエリアに発電所をお持ちの方は特にご注意ください(当然、上記以外のエリアでも盗難の可能性は常にあります)。
盗難対策の方法を検討するにあたっては、発電所の立地条件、盗難の難易度、リスクを冒してでも得られる利益の大きさ(=ケーブルの長さ)、窃盗犯は発電設備のどこを狙うかという防御の視点等がポイントになります。
また、盗難対策はコストがかかるものなので、複数の発電所を所有している場合には、比較的盗難リスクの低い発電所は後回しにして、盗難リスクの高い発電所(例えば、1号柱から集電箱までの距離が長い等)から対策を進めていく等の優先順位や、盗難リスクが低い発電所は簡易的な対策で済ませる等の工夫が重要です。
弊社の盗難対策工事は「下見段階で犯行を諦めさせること」「そもそもターゲットにならない発電所」をコンセプトにしています。
窃盗犯はぶつけ本番で犯行に及ぶことはなく、必ず下見をします。
下見の際に犯人が「盗むことが物理的に困難」「盗める可能性はあるけれど時間がかかりそう」「工具を使えば盗めるかもしれないが音が出そう」「苦労して盗んだとしてもケーブルの距離があまり長くないからうま味が無いな」等と思えばその発電所はターゲットから外すと思います。
窃盗は捕まるリスクがあるわけですから、リスクの少ない発電所、リスクを冒してでも得られる利益の大きい発電所がターゲットになるでしょう。
以上から、盗難対策の要諦は「窃盗犯のターゲットにならないような作り・外観」と考えます。
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