【中古】太陽光発電所のチェックポイント
こんにちは。
除草サービスみやぎです。
ここ最近、お会いした方々から「太陽光発電所に興味があります!」というお話をよくいただきます。
「これからやってみようかな…」と検討をしていくのに
新設の発電所ではなく「中古の太陽光発電所」を選択するのも一つの方法です。
弊社でも中古の太陽光発電所を購入し運営しておりますが、中古発電所を検討する際には物件をしっかりチェックすることが必須になります。
購入時に注意すべき「ポイント」を押さえておきましょう!
◎設備の状態を確認する
すでに運用されている期間があるので「設備の劣化は承知のうえ…」だとしても、劣化の状態をチェックしておくことが重要です。
- パネルの状態:ヒビ、割れがないか、発電量が落ちていないか数値も併せて確認する
- パワーコンディショナー:交換時期の確認
- 架台や配線の状態:サビや破損がないか、パネル下からのチェックもすること

◎契約内容と権利関係の確認
中古の太陽光発電所には、土地の所有権、電力会社との売電契約が絡んできます。書類関係が揃っているかどうか、記載内容もチェックしておきましょう。
- 売電価格(FIT価格):適用される売電価格、残り年数を確認
- 土地の契約関係:自己所有か、賃貸契約か
- 電力会社との契約:問題なく継続できるかどうかの確認
◎発電実績のチェック
過去の発電量データを確認し、今後の収益をシミュレーションしておくことは大前提です。
- 年間の発電量:季節ごとの変動(雪の影響はあるのか)、過去数年の発電量の数値をチェックする
- 出力制限の状況:各電力会社ごとの適用ルールを確認しておく
◎メンテナンスについて
設備の不具合がいつ起こるか分からないのは、新設の発電所でも中古の発電所でも同じですが
中古の太陽光発電所は特に、購入後の管理をこまめに行うことが重要です。
- O&M(運用・保守)契約:いままでの契約内容を確認、継続・切替えの必要があるかどうかを判断しましょう
- 修理や交換費用の見積もり:いままでの修復歴を確認すると同時に、今後のコストも考慮していく

◎立地、周辺環境を確認
発電量に影響する立地条件は重要です。必ず、自分の目で確認することをお勧めします。
- 周辺環境:影になる建物や大木はないか、周辺に田畑があるか(除草剤散布は可能か)、メンテナンス時の駐車スペースはあるか
- 災害リスク:ハザードマップを確認すること、台風や水害、地震の影響を受けやすい地域かどうかの確認をする

中古太陽光発電所は、新設発電所よりも低コストで安定した収益を得られるのが魅力です。
しかし、購入前のチェックを怠ると想定外のコストがかかる可能性も…
弊社が考える「チェックポイント」をお伝えしましたが、「自分の目でしっかりチェック」することが一番です!
ベストな中古太陽光発電所と出会えますように…
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